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2010年はEV元年だそうです

日産の本格量産EVであるLEAFが発表され、予約が開始された。
インターネットを含めた各種のメディアへの積極的な露出からも、その本気度が伝わってくる。

また、それにあからさまに対抗するかのように、先行して販売されていた三菱のi-MiEVが一般向けに大幅な「値下げ」を敢行してきた。

2008年夏の悪夢ほどではないにしてもガソリン価格がゆるやかに上昇していけば、さらに競争と技術の研鑚によって性能も価格も急速に改善されていくだろうと思いたい。
そういう意味では今年がEV元年というのは正しい。
※2003年の二代目プリウス発売がHV元年だったかなと、今は思う。

ただ、個人的な感想を言えば、税金の免除と購入補助金が魅力ではあるものの、まだまだEVは「割高」の印象が強い。

まず第一に、クルマスキー(エンスー)が購入するにはスペックやデザイン的に中途半端な点が多いから。

最初から「手が届きそうで届かない」中途半端な量産車を出すよりも、むしろ、テスラロードスターみたいな、ある程度高額でも趣味の領域でなら十分納得できるような車を作って、高等遊民に対してアピールし、庶民にはEVに対して「羨望」を抱かせる、という手もあったと思う。

そして次に、航続距離の短さと、充電にかかる時間が長いという欠点があり、充電可能な場所の確保も含めて、十分に改善される見込みが当分先である、という点。

EVの普及台数がこの二車種合わせてもやっと1万台とか、来年になってもせいぜい数万台というところだろうから、当然インフラの普及にはそれほど期待はできない。

さらに、賃貸駐車場や時間貸し駐車場にも充電設備があるところはほとんどないし、たとえばウチのマンションはパレット移動式機械式立体駐車なので、充電設備を設置する見込みすらない。
当分は、一戸建ての敷地内で平置き駐車場とセットでしか、個人ではEVが所有出来ないわけだ。
逆に、充電設備のある駐車場は積極的にEVとセットで、たとえば近距離用のカーシェアリングを行うのが理想的だろう。実際に計画もされているようだし。

LEAFもi-MiEVも航続距離は約160kmとのことだが、これは恐らくエネルギー回生なども行ったうえでの数値で、エアコンを使ったり、渋滞するなどの状況によってはこれよりも短くなるかもしれないことを考えると、旅程では充電出来る場所を渡り歩くしかなく、充電時間が通常の単相交流100Vだと十時間以上かかるということで、用途はかなり限定されてしまうだろう。
つまり往復160km未満での「通勤」用途か、片道160km以内にある充電可能場所の間を1泊2日かけて移動、しかできない。

さらにさらに、未知数なのがバッテリーの容量の減少やその他のパーツの劣化についての懸念。
インバーターやモーターについてはレシプロエンジンよりも遥かに堅牢で超寿命なことはプリウスなどのHV車が証明しているが、バッテリーは充放電をするたびに確実に容量は減り劣化する。
これはもう、実際にユーザーにフィードバックしてもらう、悪く言えば人柱になってもらうしかないだろう。
自動車の歴史の最初のころに戻ったつもりで、新しい物好き、かつ寛容な心を持ったユーザーが、次世代のEV開発への礎になってくれることを祈る。

EVは始まったばかりである。遅かったのかもしれないが、とにかく始まった。
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テーマ : 新車・ニューモデル
ジャンル : 車・バイク

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